Premiere Pro or DaVinci Resolve どちらが向いてる?おすすめ動画編集ソフトの比較

2022.3.9 竹山 動画撮影・編集

みなさまこんにちは、ニューステラ映像制作事業部の竹山です。

今回は私が使っている『Premiere Pro』と『DaVinci Resolve』という動画編集ソフトの比較と、それぞれどういった方、どういう編集に向いているのかということを、私なりの意見を交えながらご説明できたらなと思います。どちらもハリウッド映画の制作現場でも使われているなど、アマチュア~プロまで多くの方が使用しています。

Premiere Proが向いている方

結論から言いますとPremiere Proが向いている方は、費用がかかったとしてもプロの現場で活躍したい方、YouTubeの編集やテロップをたくさん使うようなチュートリアル動画などを制作される方、エフェクトやトランジションガンガン系の動画を制作したい方、今市場に出回っているたくさんのテンプレートやプラグインを使いながら幅広くかつ効率的に編集をしたいという方、などに向いています。

その他にもマルチカメラ編集やAfter Effectsとの連携に強い点などを含め、映像制作会社では主流の編集ソフトの1つです。極端な言い方をすると、ごく一般的な動画編集において、Premiere Proにできないことはほぼありません。(CGやVFXには弱い)

DaVinci Resolveが向いている方

一方でDaVinci Resolveが向いてる方は、まず無料で始めたい方!!
これだけ高機能な動画編集ソフトを無料で使えるというのは本当に素晴らしいです。有料版を買わないと申し訳なくなってしまうくらいです。

それから作品撮りや、最近流行りのシネマティックVlogなどで映画っぽい色味の作品が流行っていますが、そういった『色にこだわりたい方』にもおすすめです。

DaVinciで出す色はPremiereでも出せる、とも言われていますが、実際に触ってみるとDaVinciで出す色をPremiereで再現するのが中々難しかったり、DaVinciの方が直感的に操作できるなど、やはり色の追い込み作業はDaVinciが勝ります。

今回はもう少し踏み込んでPremiere ProとDaVinci Resolveの特徴と違いについて、それぞれのメリット・デメリット、そして最後にどんな編集に向いてるのか、Premiere ProとDaVinci Resolveに向いている人向いていない人について、お話し出来ればなと思います。

特徴と違い『システム』

まずそれぞれの特徴からお話ししようと思います。
この2つのソフトはシステム的な違いがあり、基本的にPremiere Proに関しては4Kを編集するときの推奨メモリーが32GBに対して、DaVinci Resolveであれば16GBとされています。Microsoft Office製品とインターネットくらいしか使わない…という方はパソコンに32GBのメモリが搭載されているケースはほぼないですよね。動画編集を始めたいという方は、Premiere Proをメインに使うのか、DaVinci Resolveを使うのかによってパソコンの選び方が違ってきます。

どういう動画編集をやるのかによっても若干違いはあるのですが、基本的にPremiere Proをメインにする場合は1番重要なのがCPU、2つ目にメモリ、3つ目にGPUという優先順位と言われています。(Final Cut Proなど、ほとんどの編集ソフトはこの優先順位です)

一方でDaVinci Resolveの場合、1番重要なのがGPU、2つ目にCPU、3つ目にメモリという順番になると言われています。

パソコンの中にはCPUとGPUが一体型となっているモデルがありますが、その場合、独立型と比較してGPUの処理能力が劣ってしまいます。DaVinci Resolveに関してはGPUの重要性が高いため、DaVinci Resolveを快適に編集したいという場合は、GPUは絶対に独立していたほうがいいです!!(Premiere Proでも独立していた方がいいのはいいです)

特徴と違い『インターフェイス』

次にインターフェイスの違いについてなのですが、私の感想としてはDaVinci Resolveの方が直感的で使いやすいかなと思います。個人差や慣れなど、人によって異なる部分はもちろんあります。DaVinci ResolveはFinal Cutのエンジニアの方がベースを作っていて、かなりFinal Cut寄りの作りになっており、作りもシンプルです。Final Cutを使ったことがある人はスッと馴染めるかもしれません。また、Premiereと比較して動作も軽いです。

一方でPremiere Proに関しては、初心者の方には使いにくいインターフェイスになっているかなと思います。私も初めてPremiere Proを触ったときは、慣れるのに少し時間がかかりました。動作も重いです。
ですが、これは一長一短でPremiere Proの方がとても自由度は高く、自分でいろんな場所にタブを動かしたりして独自のカスタムマイズをすることができたりしますし、各工程や制作物に合わせて独自にカスタマイズしたワークスペースを作って保存しておき、適宜切り替えることもできます。慣れれば作業効率はUPすると思います。

特徴と違い『値段』

やっぱり大きな違いとしては『値段』ですね!!
DaVinci Resolveは本当にすごくて、全体機能の大部分を無料で使うことができます!!しかもウォーターマークと呼ばれる透かしのロゴも入らないですし、利用期間も制限はないんです!!本当に素晴らしいです。

一部の機能は有料版でしか使えないんですが、有料版も2022年現在36,000円位で買い切りなので、Premiere Proと比較するとかなり安いです。一度買うと更新の必要がないというメリットもあります。ソフトウェアのアップデートも無料でできるため、購入したらそれっきり使いたい放題です。


出典:https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/DaVinciresolve/

一方でPremiere Proに関しては、サブスクリプションサービスなので固定費をずっと払っていく形になります。Premiere Pro 単体:約2500円/月、コンプリートプラン:約5600円/月になります。(通信講座等を活用することで半額程度の料金で利用する術も一応あります)

サブスクリプションの契約を止めるとアップデートができないとかいう問題ではなく、ソフトの利用そのものができなくなります。これを1年、5年、10年という単位で考えると相当な出費になりますので、この点に関しては圧倒的にDaVinci Resolveが優れています!

Premiere ProとDaVinci Resolveのメリット・デメリット

次にメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
DaVinci Resolveのデメリットとしては、テロップやシェイプなどの処理が苦手だなという印象があります。

作れなくはないのですが、Premire Proほどサクサク作業が行えない印象を受けます。テンプレートやプラグインも少ないです。

一方でPremiere Proに関しては、エッセンシャルグラフィックスと呼ばれるアニメーションのテンプレートや、テロップ・シェイプ等を入れる機能が結構揃っていますし、トランジション系のプラグインも豊富に揃っている印象ですので、ここはPremiere Pro のメリットだと思います。フラッシュバックジャパンなどのサイトで有料のプラグインも沢山販売されています。


出典:https://flashbackj.com/

そしてPremiere Proは情報量も多いです。
最近は情報発信者が増えてきたのでDaVinciに関するブログや動画も沢山ありますが、やはりPremiere Proの方が利用人口は圧倒的に多いですし、歴史もあるので、困ったときにググった際の情報量というのは凄まじいものがあります。

DaVinci Resolveはやはり、Premiere Proと比較すると、まだ情報量が比較的少ないかなという印象があります。
YouTube上においてもPremiere Proはたくさんのチュートリアルがあり、自分にあった勉強方法が見つけやすいと思います。

逆にDaVinci Resolveのメリットですが、まず第1に、先ほど書いたとおり無料なことですね!!!

そして2つ目は『カラーの調整』です。DaVinci Resolveはもともとカラー編集の専門ソフトで、カラーコレクション・カラーグレーディングをしようと思うと本当にやりやすいです。Premiere Proでも同じようなことができますが、複雑な色を出しにくいんです、、。

DaVinci Resolveはノードベースと言われていて、複雑に色を重ねたり、カラー調整が直感的にできるので、色の編集をするのならDaVinci Resolveかなと思います。

そして、DaVinci Resolve内であればLUTよりもさらに情報量が多い『ギャラリー』という機能を使うことができるので、自分の好みのスタイルの色を作って、色んな作品にそれを使いまわすことも簡単に可能となります。

どっちの動画編集ソフトがおすすめ?

どっちが絶対にいいというものではなく、目的や人それぞれの状況によります。
お金をかけず無料で始めたい、という場合はDaVinci Resolve一択になりますし、テロップを入れまくるYouTube動画編集をメインにしたいならPremiere Proの方が絶対いいです。

私も普段の仕事では、Premiere ProもDaVinci Resolveもどちらも使っているのが現実です。私の場合は先にLOGで撮影したデータを、Premiere Proでカット編集など済ませてからXMLで書き出し、カラーコレクション・カラーグレーディングはDaVinci Resolveで行うなどしています。

ですが、このやり方が絶対的に正しいとかはないと思うので、みなさんも制作物や作品によって使用する編集ソフトを色々試していただければと思います。

今回は紹介を省きましたが、放送局や報道現場でよく使われているEDIUS、初心者の方向けに最近流行ってきているフィモーラ、Mac用のFinal Cut ProやiMovie、スマホでここまでできるの!?というCapCut、などなど色んな動画編集ソフトがあります。色んなソフトややり方を試して、自分にあったものを見つけてみてはいかがでしょうか?

以上、ニューステラ映像制作事業部の竹山でした!!


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